
vol.004

はーい。元気?すごくテンションの高い江澤です。
実は、私、大変なものを先日見てしまったのです。仕事の合間のとある日曜日。逢ってしまいました。あの、
もこみちさんに。いやー。顔が小さいのなんのって。凄かったです。ほんとに世の中に10頭身みたいな人がいるんだと、感動してしまいました。(私は身長165cm、体重90kg、頭の大きさ63cm、上から、120、100、130の超パワフルボディー。体脂肪だって、35%を超えています。)
さて、人間には、体型や体格に違いがあります。また、体質にも違いがあります。身長が高い方もいれば、すごく低い方もいます。筋肉質といっても、白筋の割合の多い方と、赤筋の割合の多い方がいます。乳酸のたまりやすい体質とそうでない体質。
一律に同じトレーニングをしていれば強くなるというのは、間違いです。一律に同じトレーニングをするというのは、個人個人の持っている資質を生かすというよりは、持っている能力を高めるためにしていると理解してください。つまり、学校で全員が冬場に長距離の練習をしている学校があるとします。その学校の練習が間違っているのではなく、その生徒たちの筋持久力を高めるためにしているのです。短距離の生徒が100mで11“9で走っている選手にとって100mをやる上では11”8になるくらいの変化はあるかもしれませんが、実は、100mでどんなにがんばっても11“5どまりだと認識したときにこの冬場の練習は生きてきます。100mはだめかもしれないが、400mならとココロを切り替えたときに、56秒で走っていた選手が54秒になっていたというくらいの変化は起こりうるのです。また、100mでそのまま生きようとするとき、冬場の長距離練習は、これからきつい短距離の練習が始まるときにつらく厳しい練習が長く続いても大丈夫な持久的な力をつけさせてくれているのです。
さて、体格の話をしましたね。HJをはじめるのに身長が1m53cmしかないのですが、大丈夫でしょうかというメールを頂きました。松戸市内の女子です。大丈夫ですよ。と言ってあげるのは簡単ですが、安易に大丈夫ですとは言えません。それは、顧問の先生の考え方もあるからです。基本的には、生徒のやりたい種目をやるほうが伸びると思います。ただし、明らかに将来この道だったら伸びたのにという思いを感じ、忸怩たる思いのまま生徒の希望を優先して、全中に出場できなかった生徒を抱えている私としては、身長1m53の女子生徒に高跳びが向いているとは言えません。垂直とび1mなんていう選手は別ですが・・・。