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vol.002

 さて、この時期の生徒はというと、案外懐具合が暖かく、普段よりもおいしいものを食べる機会が多かったり、遊びをしていたりするわけで・・・。陸上競技ではなく陸滋養競技の時期。ゆっくり健やかに大きくなりたまえ。大きくなることが大切な時期でもあるのですから・・・。

 12月は、1年間の反省の時期でもありますね。どうでしたか。専門部の西田先生だったら『いや普通でしたよ』と飄々と言いそうですが。松本剛史先生は、『イヤー今年もうまいものが食えました』と自慢げに語りその後、飛騨牛を食い忘れたという声が聞こえてきそうです。
生徒は、いったいどんな反省をしているのでしょうか。100m15秒台の生徒が14秒台で走れたとか、支部の総体で初めて入賞できたとか、関東大会にいけたのに全国大会は駄目だったとか、喜んだり悔やんだり個々で違いがありますよね。悩んだら、先ずは、超多忙な顧問の先生を信じなさいって。絶対に間違いないですから。君たち一人一人の食生活から好みまでよーく判っている先生が一番です。どんな超一流と呼ばれる先生でも顧問の先生には絶対に適わない。それは、間違いのない事実ですから。

 ここで、来年度の全国大会の会場、香川県情報をいくつか。本当は、私の視察日記というコーナーでもあればいいのですが無いので、千葉県の選手団の環境作り情報を一つ。香川県は、日本一ため池の多い県です。大きな川が無く農業用水だけでなく、飲料水にも事欠く始末。大変な水不足を何度も経験している地域です。

さて、そんな香川県は昔から棒高王国。かつて放送陸上という全国大会があったとき、私はラジオを聴きながら自分がリレーチームで日本三位になったのを知りました。そのとき聞いていたラジオから流れてきた全国大会での棒高跳びの香川県の活躍。全国大会1位から10位までに香川観音寺中学の名前が何度登場したことか。恐らく、棒高跳びは強いですよ。千葉県のポールジャンパー軍団は、どのような力を発揮してくれるのか。

さて、香川といえば讃岐うどん。千葉県ではうどんは、煮込みが主流だが香川では釜揚げに近い。うどんは炭水化物だから、朝食で少し食べるだけでエネルギーに変わるので良い食べ物です。うどんの苦手な人は香川県少しきついぞ。